患者さまの権利を尊重し、心の通った医療を実践します

企業長挨拶

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 いよいよ「平成」の最後と、新年号「令和」がスタートする年度がスタートしました。速度と厳しさを増していく国の医療計画のなか、病院には少子高齢化、人口減少、医療費抑制、医師偏在、働き方改革などの様々な問題に対応が求められています。このような中、当院は創立70周年を迎えました。私たちは医療の諸問題に丁寧に対応しながら、同時に創立100年(2049年)に向けて地域に安定した、より高度の医療を提供するための取組みを継続していかねばなりません。これからの30年、病院の取組みの基本はこれまでと同様、地域に安心を提供していくことです。そのためには医療の諸問題に対応できる規模と機能を備えた病院を目指す必要があります。これからの時代に医療の質、経営の質ともに安定するためにはその時代の要求に応じた病院の規模と機能が重要になります。苦しみながらも今年度も少しずつですが全職員一丸となって前進して行きたいと思っています。

 昨年度の当院の一年間は、4月に歯科口腔外科を標榜し、設備が整わないなかで出来る診療から開始しました。8月に温熱療法をスタートし、がん治療の充実を図り、11月には下肢静脈瘤レーザー治療を開始し、地元で治療を受けられる体制を整備しました。
 また、今後爆発的に増加する疾患として対応が求められている糖尿病の教育、治療、管理に対して、地域の糖尿病治療体制つくりとして糖尿病外来のセンター化に向け、機能を充実させているところです。
一昨年から準備を進めてきた公益財団法人 日本医療機能評価機構が実施する病院機能評価受審は昨年12月に本審査を受け、年が明けて、評価機構より合格ラインにあるとの嬉しい内容の評価を頂き職員はみな喜んでいます。今後は、評価BはAを、評価AはSを目指し継続した医療の質向上に取り組むことを決意しているところです。

 収支においては、昨年春の診療報酬改定以来の落ち込みは一昨年同月比を下回る月が多く、入院数の減少を強く感じています。これが少子高齢化、人口減少、医療費抑制政策の結果と理解しています。何かをどうにかすれば、という問題ではなくやはり根本的なところに目を向ける必要があるようです。

 今年度の取り組みは、昨年度からの取り組み進行中もありますが、主に次のような内容に取り組んでいきます。
  @  新規医療(各診療科で取り組める内容に病院を挙げて協力していく)
  A  医療の質向上(機能評価の取り組み継続、カルテ監査の継続)
  B 業務の効率化(これまで以上の業務を効率的に短い時間で、待ち時間対策、逆紹介の推
     進、AI導入による業務改善)
  C  人事考課制度(目的、目標への認識を徹底し、業務の質向上を目指す)
  D  院外処方への移行(院内薬剤業務の強化・薬剤管理、指導、教育、化学療法、糖尿病、腎
     不全などの薬剤管理業務)(地域の化学療法室を目指す)
  E  病院再整備計画(加速度的病院設備の老朽化・狭隘化)

 日々の診療においてはいろいろと厳しいご指摘を皆様より頂いております。しかし、頑張る職員の姿に不安はありません。しっかり目標を見つつ各部署の改善に取り組んでいます。地域医療の継続のため、一生懸命頑張っている職員を叱咤激励し、更に利用してもらいたいと思います。
 
 今後とも皆様の応援を、ご指摘をよろしくお願い致します。




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