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臨床工学科

ハイパーサーミア部門業務紹介

ハイパーサーミア(がん温熱療法)とは、電磁波によりがん細胞だけを選択的に加熱し破壊する、身体に負担の少ない治療法です。ハイパーサーミア部門において臨床工学技士はDrからの指示を受け、ハイパーサーミア装置の操作を行っています。
治療日の日勤帯に1名の臨床工学技士が勤務しています。

ハイパーサーミアについて

【ハイパーサーミアの特長】

(1)がんの種類に関係なく効果が得られ、放射線や抗がん剤に抵抗性のがんにも効果を発揮し、治癒率を向上させます。
(2)早期のがんだけでなく、再発がんや転移性のがんにも適応でき、延命効果と症状緩和が得られます。
(3)副作用が少なく、患者さんの状態が不良な場合も適応できます。また、長期間にわたって何回も治療が可能です。
(4)放射線治療との併用で増感効果が得られます。また、化学療法と併用することで薬剤の取り込み量を増加させます。薬剤の投与量を減らし、副作用を軽減することができます。
(5)健康保険の適応となっています。

【ハイパーサーミアの原理】

がん組織を中心に体表から二極の電極盤で挟み、両電極に通電される8MHzの高周波によって組織の分子が1秒間の約800万回もの急速な回転、振動動作を起こし、摩擦熱を発生させて加温します。
正常組織は加温に対して血流が増大しますが、がん組織においては血流がほとんど増加しないため、血流による冷却作用がなく温度が容易に上昇します。がん組織は42.5度以上であれば急速に細胞生存率は低下することが認められています。




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